動物たちの日常の動きや、目やに、充血などの異常はありませんか?その小さな綺麗な眼にもいろいろな病気が潜んでいることがあり、飼い主が気付かないうちに、取り返しのつかない状態になってしまうこともあります。シャンプーなどの時によく見られる角結膜炎も、放置・進行すると角膜潰瘍に移行します。角膜の厚さはわずか1mm。角膜表面が傷つき、炎症が深くまで達すると最悪の場合は眼球破裂を起こし失明することもあります。眼に異常を認めた場合は24時間以内に、動物疾患の診察を受けてください。当院にて診察後、手術等の処置が必要な場合、速やかに時間医との連携のもと最善の治療を行います。 ![]()
・薄暗くなってからの外出を嫌がるようになった。 白内障は眼球の中でレンズの役割を果たす水晶体や、それを包む水晶体嚢が白色に混濁してしまう病気です。特に2歳までに起こる若年性白内障は多くの場合1年以内で失明してしまいます。白内障になったら点眼薬による治療はあまり効果がありません。人間同様に、手術により濁った水晶体を除去し眼内レンズを挿入します。他の病気の併発がなければ、非常に高い確率で失明状態が大きく改善されます。
![]()
動物の体を触っていたら、しこりを見つけた…。そのしこりの原因は細菌感染による炎症、正常組織の増生、良性腫瘍、悪性腫瘍など色々考えられます。残念ながら外見からそれらが何かを判断することは出来ません。当院ではまず細胞診をお勧めしています。これはしこりを細い針で刺し、少量の細胞を採取し、顕微鏡で検査するものです。痛みもほとんど無く、動物への負担も最小限で済みます。その結果を踏まえてその後の治療を検討致します。まずは一度ご相談下さい。
体の表面の腫瘍はよく触ることで見つけることが出来ます。ですが腫瘍は体の表面だけではなく、体の中にも発生します。これらの腫瘍を発見するためにはレントゲン検査や超音波検査が必要です。ではどんなことが起こったらそのような検査をすればよいのでしょうか?
悪性腫瘍の治療には外科手術、化学療法、放射線療法などの方法がとられます。最近は早期のいくつかの悪性腫瘍では治癒する症例も増えてきました。一方、進行した悪性腫瘍では治癒は出来ませんが、治療することで生活の質の向上を目指すことは出来ます。
いわゆる抗癌剤を使う治療です。よく誤解される方もいらっしゃいますが、抗癌剤だけで悪性腫瘍を治すことは出来ません。リンパ腫や白血病など化学療法が治療の軸となる悪性腫瘍もありますが、外科手術後に再発や転移を防ぐ目的で使用される補助的化学療法が主体です。ただし腫瘍によってはその効果は限られ、生活の質に悪影響を及ぼす可能性もあります。当院では科学的検証が行われている化学療法に限り、腫瘍科専門医の厳重な管理下のもとで治療を実施しています。
脳腫瘍や外科手術でとることが出来ない悪性腫瘍に対して放射線を使用して治療します。また手術中、手術後に補助的に放射線をあてて再発を防ごうとする方法もあります。
以前からサルノコシカケ、アガリスク、軟骨ザメエキスと多くのサプリメントが使用されてきましたが、多くのものは有効性を証明出来ず、何年かすると話題にも上らなくなります。また、中には発ガン性があるものまで出てきました。代替療法に期待するお気持ちはよくわかりますが、むしろ有害な場合もあります。使用にあたっては獣医師にご相談下さい。 .
|
